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OBJ Original Frames

時代を揺るがせる
アイウェアの誕生。

開業以来、アイウェアの機能を素材や形状から徹底的に考察し、切ないほど早く移ろう時代の空気を敏感に感じながら、それぞれのアイウェアの揺るぎない存在理由を追求してきたオブジェ。ひとつのデザイニングに長い時は5年から8年という時間とエネルギーをかけ、時代のインプレッションが求められる時には多くのスペシャリストを結集し、デッサンからプロトタイプの作成までわずか3ヶ月で完成させるという、圧倒的なプロデュース能力とファクトリーから、今また時代を揺るがせるBAD SWIMMERのスペシャル ヴァージョンが誕生した。

その名も、BAD SWIMMER。

1940年代に一世を風靡していたイタリアの戦闘機(マッキ)をイメージコンセプトに開発された「obj water BAD SWIMMER」は、より飛行機と人間が近かった時代の、すべてのモノ作りに「粋さ」を欠かさなかった精神をモチーフにしています。戦闘機(マッキ)の美しい姿(カラーリング)からインスピレーションを受け、遊びと機能美の調和を目指したこのサングラスは、1950年〜60年代の古き良き車を愛する人にかけていただきたいコンセプトとテイストを持っています。カエルが平泳ぎではなくクロールで泳いでいる様を表現したこのシンボリックなマークも、そのスピリッツを表現しています。

OBJの柳島邦門とSPIGOLAの
鈴木幸次のダブルネーム。

アイウェアのデザイニングを大きく変えたと言っても過言ではない、オブジェが最も得意とするチタニウムとその加工・仕上げ技術。スピーゴラが持つグラマラスだがどこか上質な存在感をもつ革使い。非常にセクシーな空気感。テンプルは最高級硬質木材の11層貼り。フォルムとそのテイストに斬新さと洒落た印象を決定づけるかのような特注のリベットは純銀製。その部分部分に求められる機能と属性を研究しつくし、そこからさらにアミューズを付加するかのように選択されアレンジされた素材達からなる、まさにハイブリッドで画期的なデザイニングをこの「obj water BAD SWIMMER+SPIGOLA」は持っています。

テンプルは
最高級硬質木材の11層貼り。

アオダモ(硬質木材)の仲間であるヨーロッパ・トネリコ材をシャーシー部分に使用し、接続部はアルミニウムで補強していたイギリスの名車モーガン。その粘りと非常に優れた耐久性を持つ硬質木材を「BAD SWIMMER」のテンプルに採用。北海道日高産の最高品質のアオダモ、和太鼓の胴や唐木の代用として知られる超硬質木材ブビンガを、京都の指物師が1枚0.8?の11層貼りという画期的な細工を伝統的な技術でテンプルを仕上げています。11層貼りにすることによって、単板加工に比べ、ひっぱり剛性やねじれ剛性が格段に強化され、独特な風合いを醸し出します。また、表面を保護する塗料として100%アレルギーフリーのドイツ製自然植物油とドイツ製無公害ワックスを使用しています。

チタニウムとレザーとシルバー。

風や埃や光線から目を保護するレザーフードは、SPIGOLAの鈴木幸次によるハンド・ソーのスペシャルワーク。フロントフレームは軽量性と耐久性を併せ持つオブジェ得意のチタニウム。単なる飾りリベットではなく正味打ち込みをしたデザインに深みを持たせるリベットは純銀製。ヒンジ部分はドイツ製のスウィングアーム機巧を持ったスプリングヒンジを装着、ネジが外れにくくするためにオブジェは世界で初めてゴムメタルのネジを採用、より強い耐久性と弾力性を実現しています。オリジナルの鼻パッドは人間工学に基づいて設計された微妙なアーチ形状をもつニュクレル素材。テンプルエンドにはスターリングシルバー製の「BAD SWIMMER」のシンボルマークがその存在を主張しています。

目と視界を守る高性能レンズが
スタンダード仕様。

「BAD SWIMMER+SPIGOLA」はお客様の要望によりお好きな機能レンズを選択していただけます。kodakの偏光レンズおよび インテルキャスト社製スペシャルレンズが目を確実に保護します。

使うほど味の出る、独創的な
革のオリジナルケース。

「BAD SWIMMER」を包むケースは、SPIGOLAの鈴木幸次が担当。そのファスナーの取っ手は、OBJが得意とするチタニウム製のものでSPIGOLAのモチーフであるスズキ(魚)をイメージ。そして、大量生産には向かない少量生産のナチュラルな革の風合いが、ゾクゾクくるような存在感を漂わせます。上質な植物性のナチュラルタンニングによる仕上げ加工が施されているので、使い込むにつれて艶が増し、色が少しずつ濃くなっていきながら、革味が魅力的になっていきます。

「すべてのモノはデザインという生命を持っている」という有名な哲学者の言葉が思わず脳裏に浮かぶような、ダイナミックでありながら遠くからでも独特なデティールが感じられそうな艶っぽいスタイリング。直線的であり流線的な印象。ハードヒートな空気感と相反するメタリックでインテリゲンチャ・クールな印象を加味した画期的な質感と存在感。斬新で思わず手に取りたくなるような独自の革ケース。すべての価値観が問い直されてきた2005年という現在だからこそ、そのデザイニングに刺激的な困惑と意味を感じさせてくれるのが、「BAD SWIMMER+SPIGOLA」と名付けられたこのアイウェアだ。

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